ずっと「お姉ちゃんなんだから」が嫌だった!真面目で人に頼ることが苦手な長女の性格を楽にする方法を長女として悩み続けた筆者が解説

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長女の方にはその特有の性格からくる悩みがあるようです。

この記事では【長女の性格の悩みを強みに変える方法】という内容を記事にしています。

もちろん、長女として生まれた世の中の長女の方全員が自身の性格に悩んでいたり、

全員が「生きづらさ」を感じているわけではありません。

長女でなくとも同じ悩みを抱えている場合もあるでしょう。

この記事は、自身も長女として生まれ、ずっと長女をやめたいと思いながら過ごしてきた実際の経験を元にこの記事を書きました。

この記事はこのような悩みを抱えている人におすすめの内容になっています。

この記事がおすすめの人
  • 真面目な性格をやめたい
  • 人に頼ることが苦手
  • 人のために動きすぎてしまう
  • 悩みごとや心配ごとなど全部自分で抱え込んでしまう
  • 自由に自分のわがままや意見が言えるきょうだいをうらやましく思ってしまう

長女である私が個人的に長年悩んできた悩みでもある、この【長女の性格の悩みを生かす方法】について書いてみようと思います。

目次

お姉ちゃんなんだからという言葉

お姉ちゃん(お兄ちゃん)なんだから

って言われてきた人、本当に多いと思うんです。たいてい、お姉ちゃんなんだからの後には

「我慢しなさい」「(弟や妹に)ゆずってあげなさい」「(弟や妹に)優しくしなさい」

と言う言葉が続いたりするケースが多いかと思います。

私も長女として生まれ、下に2歳離れたきょうだいがいますが、きょうだい喧嘩の際には上の言葉が決まり文句になっていました。

なぜお姉ちゃんなんだからと言うのか?

私のきょうだい間や家庭環境の場合の話ですが、問題を早く収めるためという理由が多かったと思います。

要は、2歳の子供よりも4歳の子の方が理解力があるので、姉の私に折れてもらう方が楽。

という部分があったのだと思います。

長女の性格とは

真面目で責任感が強く、人に頼ることが苦手。いつも我慢し過ぎてしまい、おまけに人に頼ることが苦手なので全部自分で抱え込み、甘えたいのに甘えられない。

人のためには積極的に動くので、本当は疲れていても疲れたと言えない。

そんなふうに我慢してしまうことがとにかく多い。

私はずっと我慢をし過ぎてしまい、自分の感情や疲労感などを感じることが苦手でした。

無意識に我慢をしてしまうので、溜まった疲れやストレスがどっと出てしまい、余計に回復まで時間がかかるというようなパターンが多く、悩みを抱えていました。

長女でなくても悩むこと

もちろん、人の環境や性格は一人ひとり違う物です。

長女なのに性格が長女っぽくないと人に言われる場合もあるでしょうし、
次女の方や一人っ子、長男、次男でも環境次第では長女の性格としてよく言われる上記のような悩みを抱えることもあるでしょう。

家族が頼りない場合や、自分がしっかりしなきゃという状況に置かれた時に、

上記のような悩みを抱えやすくなってしまう、という事が起こることが多いように思います。

そのような性格になってしまう原因

厚生労働省が行っている統計調査「出生に関する統計」の中に「母の出生時平均年齢・出生までの平均期間」という項目があります。

第一子と第二子、つまりきょうだいの年齢差の平均を表したものになります。

平成21年度の母親の第一子出産年齢は29.7歳、第二子が31.7歳

31.7-29.7=2

第一子と第二子のきょうだい間の年齢差の平均が2ということになっています。

次に第一子から第二子までの出生までの平均期間を見てみると

第一子が2.19年、第二子が4.80年になっていて、

4.80-2.19=2.61

という数字になっています。

あくまで平均の数字なので「2~3歳」という感じでしょうか。

データで見てみると、きょうだいの年齢差の平均は「2~3歳」となっています。

※参考サイト:厚生労働省 平成22年度「出生に関する統計」概要 人口動態統計特殊報告 出生の年次推移

2~3歳のときから「お姉ちゃんなんだから我慢して」「妹・弟の面倒を見てて」「お母さんが仕事に行ってる間あなたが下のきょうだいの面倒を見てて」などと期待・要求をされ続けたらどうでしょう?


甘えたくても甘えられない状況が続いたら、

「自分はお姉ちゃんだから甘えてはいけない」

「自分は我慢しなきゃいけない立場なんだ」

と思うかもしれません。

私が我慢すれば、その場が穏便に収まるという状況もあるあるだと思うのですが、そういった我慢や自分の感情を抑えるということが日常になってしまうと、我慢の習慣が幼いころから染みついてしまいます。

もっと深刻な場合、幼少期にそう思い込んでしまった子供は

「私は我慢しなければいけないんだ」

「自分の感情は表に出してはいけないものなんだ」

と思ってしまうかもしれません。

筆者

私自身、自分の感情を表に出すのがとても苦手で、ずっと悩んできました。

べろくん

自分の思っていることを言ったら相手を不快にしてしまったり、怒られてしまうかも思うと怖かった

さらにこのような状況が子供自身が強く望んだものでない場合、

状況によっては「理不尽」や「不平等」という気持ちを強く感じることもあるかもしれません。

長女でいることをやめてもいい

本来、長女だから我慢しなくてはいけない、とか長女だからしっかりしなきゃいけないなんてことはありません。

昔からあった「~しないといけない」という価値観に、「本当にそうだろうか?」と疑問を持つ人も多くいます。

昔から引き継がれてきた一般論的なものは、心のどこかであなたに「制限」をかけてしまいます。

長い間感情を我慢させられてきた状況にあったのかもしれません。

しかし、「~したい」「~はしたくない」という感情を感じることは人として当然です。
我慢しなくていいんです。思うこと、感じることは自由です。

長女の性格を強みに変える

嫌と言ってみる

私は、人から何かを言われた時に、いつも咄嗟に「大丈夫です」といってしまっていました。

その場が丸く収まるように、波風をたてないように、そう思う習慣が身に沁みついていたんだと思います。

「大丈夫じゃない時」は素直にそれを伝えて良いんです。

それをどう受け取るかは相手が決めることです。

真面目な性格を強みに変える

このような性格で悩んでいる人には「自分がしっかりしていなくては」という潜在意識が染みついています。

それは同時に責任感が強い、真面目な性格であるということです。

責任感が強い人は、一度自分がやると決めたことをやり抜く力があります。

これって、それができない人から見れば【立派な強み】だと思います。

「~しなきゃいけない」と必要以上に気負いすることは自分が苦しくなってしまいますが、

たまには「息抜き」してもいいんです。

人に甘えることを覚える

もし近くに心を許せる友人や恋人がいるのであれば、素直に甘えてみてください。

長年人に甘えることができなかった人は、人に甘えた経験がないために

【甘えることに罪悪感を感じてしまいがち】です。

最初は自分の気持ちを素直に言ってみてください。

自分の気持ちを受け入れられる経験を繰り返していくなかで、

「自分の思ったことや感じたことを言っても良いんだ」という自信につながるはずです。

これまでできなかったこと・やりたいことをやってみる

「長女だから」とか「わがままを言って相手を困らせてはいけない」と我慢してきたことはありませんか?

このような悩みを持っている方は、責任感や生真面目さから、普段の行動に自分で制約をかけていることが多いと思います。

今まで我慢してきたことでも「楽しそう」「~してみたい」と思うことこそ、ぜひ挑戦してみてください。

ちなみに私は、ブログを始めてから割と好きなことができるようになりました。

まとめ

生まれてきてしまった順番や家庭環境は変えられません。

私自身、下のきょうだいを羨ましく感じたり、できることなら長女をやめたいと思っていた時期もありました。

ですが、このような性格だからこそできることもたくさんあります。

自分で自分にかけていた制約は、今は必要ないものになっているかもしれません。

とは言っても自分が本当に「好きなこと・やりたいこと」が分からないという人はこちらの記事も読んでみてください。

それでは


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