それしか服持ってないの?│同じ服しか着ない人は恥ずかしい?周りにどう思われる?│いつも同じ服を着る生活に変えて起こった変化

ミニマルに暮らす

物を増やさない生活を始めてから、常時50着くらい持っていた洋服を15着に減らしました。

・服はたくさん持っているのにどの服を着たら良いか分からない

・トレンドやシーズンごとに服を買い替える出費が痛い…

・毎日のコーデを考えるのがストレス

この記事は、そんな悩みを抱える人に向けて書いています。

筆者
筆者

服を減らしてから、かれこれ5年以上服の所持数を一定に保っています

持っている服

今現在の手持ちの服の数は15着です。(下着類は含まず)

内訳は

ダウンジャケット(冬用)…1着

ウィンドブレーカー(春・秋用)…2着

薄手のUVカットパーカー(夏用)…1枚

半袖Tシャツ…3枚

長袖Tシャツ…3枚

ボトムス…5着(内1枚は寝る時用)

「物を持たない暮らし」を始める前は、常に50着くらい服を持っていて、3段の衣装ケース2つにパンパンに詰め込み、さらにクローゼットにも隙間なく服がかかっていました。

すでに衣装ケースががパンパンなのに、いつも着る服がないと困っていました。

今は毎日気に入っている服や靴を履き続けています。

つまり、いつも同じ服を着て暮らしています。

いつも同じ服を着て生活すると、

・毎日着る服に迷わない

・毎日の支度が短時間で済む

・一着の服を長く着れるので環境にもお財布にも優しい

と、毎日このように暮らせるようになります。

この記事では毎日同じ服を着るメリット&デメリット、服を減らそうと思ったきっかけを紹介します。

服が多いことのデメリット

一見すると、服を多く持っているほうが「服選びに困る」ことが少ないように見えます。

しかし、実際に持っている服を減らしてみると実際はそうではないことに気づきました。

逆に着るものに迷う

服が多いと、選択肢も増えます。

その結果服のことを考えることに時間を割かなければいけないので、「選択すること」に疲れる状況が生まれます。

ただでさえ忙しい朝の支度も、いつも「時間がない!」と慌てながらの支度が当たり前でした。

支度にも時間がかかるので、常に心に余裕がない状態でした。

服を収納する場所のために部屋が狭くなる

開放的な部屋、広い部屋は心地が良いです。

服が多すぎると、その服を収納するために場所をとるようになります。

以前の状態は、お気に入りの服やいつも着る服をクローゼットのハンガーにかけ、収まりきらない服は衣装ケースに。

3段の衣装ケースを2つ使っていましたが、いつもパンパン。

脱ぎ散らかした服があちこちに散らかっていることもあり、部屋はいつもごちゃごちゃしていました。

物で部屋が圧迫され、ごちゃごちゃの部屋で暮らしている状態が普通になり、自分の暮らしを変えた方が良いと自分で気づくこともできなくなってしまっていました。

心に余裕がなくなる

服を多く持っていた頃ほど、

「新しい服が欲しい」

「着ていく服がない」

「服が決まらなくて外に出かけたくない」

そんな気持ちを常に感じていました。服はたくさん持っているのに満足できない

とにかく「物欲」や「満たされなさ」がハンパない

そのような状態を何とかしようと

満たされない気持ち

服を買う

一時の満足感

しばらくしたらまた服が欲しくなる

衝動買いや欲しくない服を買う

服を買ったところで心は満たされない

ということの繰り返し。

それをまた新しい服を買うことで発散しようとする悪循環でした。

元々ファッションやかわいいものが大好き

昔からかわいいものや雑貨などが大好きで、服を買うのも大好きでした。

自分で働いて得たお金を洋服にかけられるようになってからはさらに拍車がかかり、働いた分のお金の大半を服や化粧品に費やす日々を送っていました。

でも、ある日気づきました。

「どんどん新しい服を買うくせに、全然新しく買った服を着ない」ことに。

その証拠に、買ったのに数回しか着てない服が何着もあり、そのまま流行が過ぎ去り

結局捨てる…そんな悪循環から抜け出せない状態でした。

私にとって服や髪型は自己表現だった

私が着ないのに服を買っていた理由の一つは「自己表現のため」でした。

ヘアカラーも大好きで、ヘアカラーやメイク、服で「自己表現」をしたかったのだと気づきました。

インナーカラーやハイトーンのカラーも大好きで、ヘアカラーを変えたり、髪型を変えたりした時に感じる「別人に変われたような感覚」が好きでした。

ファッションや髪型を変えることで、自信がなかった自分を誤魔化したかったのだと思います。

「ファッションは自己満足」とはよく言われますが、

私の場合は「自己満足のためにお金をかけすぎている」と気づきました。

それに気づいてから、髪を染めることもやめました。

たしかに、新しい服やコスメを買ったり、髪色を変えることは楽しいです。

しかし、私の場合は外見だけを着飾ることは自信につながりませんでした。

「服を買うこと」よりも「自分に必要な服だけを持つ」方が私には合っていると感じました。

いつも同じ服のメリット

質の良い服を買える

服を買わなくなると、1着にかけれるお金が増えます。

以前は1ヶ月~2ヶ月に一回3000円~5000円程度の金額を服に費やしていましたが、今は年に1、2回くらいしか服を買わなくなりました。浮いた分のお金を質が良い服に使うことで買った服を長く大切に着ることにつながります。

同じ服しか着ないことで、必然的に一枚の服を何回も着ることになります。

持っている服を「着れる限界まで」着ることで、しっかりと「物を使い切る」ことにつながります。

着ていない服を捨てることも、着ない服にお金をかけることももったいないです。

気に入った服を長く着ることは、ゴミの量も減り「環境を守ること」にもつながります。

部屋や収納がスッキリ

15着しか服を持っていないので、ハンガーにかけて収納して十分に収まります。

衣装ケースも1つだけ残して処分しました。

服が減ったぶん気に入った服を大切に着れますし、手持ちの服の管理ができるようになりました。

以前はクローゼットに限らず、少しでも収納スペースがあればそこに「何かを入れなくてはいけない」という感じで収納を使っていました。

今はクローゼットも引き出しでも使っていないスペースができるまでになりました。

毎日の服選びから解放される

一説によると、人は1日に最大3万5000回もの選択をしているそうです。

そして、人間の脳は1日に選択できる数が決まっていて、それ以上の選択をしてしまうと脳が「決断疲れ」を起こし、「決断の先送り」が増えてくるのだそうです。

「3万5000回も?」と思いますが、朝出かけるための服、今日のランチは何にしようか、夕飯はどうしようか、返信してないメッセージをいつ返そうか、仕事から帰ったら何をしようか、など、無意識の内に多くの決断をして暮らしていることに気づきます。

毎日服のことで悩む時間を省き、少しでも自分のために時間を多く使えるようになれば、生活の満足度が増えます。

いつも同じ服でいることのデメリット

それしか服持ってないの?と言われる

同じ服を着ることに対して、

「いつも同じ服着てるね。それしか服持ってないの?」

と本当によく言われます。

元々「周りからの目線」を超気にするタイプでしたので、最初のうちは気にしてましたが

そのうち何とも思わなくなりました。

なぜなら、私はかつて「物を多く持つ」ことによって失敗した経験があるので、今は「物を買わない」という自分との約束を守る方が大切だからです。

周りからこんなふうに言われると、同じ服を着続けることを恥ずかしく感じるかもしれません。

でも結局、どんなに人に合わせた生き方をしていても、何かを言ってくる人は必ずいるので

それなら自分が満足するように生きた方が楽です。

冠婚葬祭時に困る

例えば、少しフォーマルな場での服装に困ることがあります。

私の場合は結婚式に呼ばれた時など、スカートやフォーマルな服を持っていないので、

そういう時に着ていく服がなくて困るかもしれません。

(経験上、困るかも。と思っていて本当に困るようなことが起こる事の方が少ないですが)

しかし、そういった行事などは定期的にあるものではないので、その都度服のレンタルサービス等を利用するのも良いかもしれません。

まとめ

今回は、同じ服を着ることのメリット&デメリットを紹介しました。

同じ服を着る生活に変えて良かったことは

毎日の服選びのストレスがなくな

いつもお気に入りの服で過ごせる

結果、服のことに悩まされずに毎日気持ち良く暮らせるようになりました。

私の場合は、服をたくさん持っていた時に常に感じていた

「新しい服が欲しい」

「着ていく服がない」

「服が決まらなくて外に出かけたくない」

という、毎日を「モヤモヤ」した気持ちで過ごしていたことと無縁になれたことも良かったです。

もし、服を選ぶことがストレスだったり、服を増やしたくないのに買ってしまう、服が家に溢れかえっている、など、自分が持っている「服」のことで悩んでいる方の参考になると嬉しいです。

それでは

この記事を書いた人
米田

30代主婦ブロガー│
浪費癖が高じて20代で貯金0に危機感を抱き「物を持たない暮らし」にシフト。
3年で貯金20万→200万円の貯金に成功。
節約もかねてシンプルな服が似合うようになりたいと始めたダイエットで半年で体重-8kg体脂肪率-7%に成功
「節約しててもかわいく暮らす」がモットー

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