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【なぜボーナスはすぐ消えるの?】ボーナスを使ってしまう心理と上手に付き合う方方法

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おばけ

ボーナスが出ても貯金ができない!

おばけ

ボーナスが出るとついつい使ってしまうのはなぜ??

口座に振り込まれた瞬間、気づけば新しい服やバッグ、旅行、外食など…「あれ?もうお金が残ってない!」なんて経験はありませんか?

この記事を執筆している筆者は「ボーナスが出ると使い切ってしまう」「ボーナスを貯金に回せない」といった悩みをずっと抱えていました。

実は、「ボーナスをすぐに使ってしまう」のには心理的な理由が関係しています。

この記事では、「ボーナスが出ても使ってしまう」「ボーナスを貯金できない」といった悩みの原因と、ボーナスを上手に使うためのコツを紹介します。

この記事を書いた人

いしじろ│主婦歴10年ミニマリスト主婦ブロガー

  • 主婦歴10年ミニマリスト主婦
  • 買い物がやめられずに貯金0の社会人生活を送る
  • 一念発起し5年間物を買わずに過ごしたら3年で貯金0→200万円の貯金を達成。

\ 読んでくれてありがとう/

目次

ボーナスを使い切ってしまう心理

ボーナスを使い切ってしまう心理にはいくつかのパターンがあります。

ご褒美心理

通常、ボーナスは「労働の成果」として支給されるため、普段頑張っている自分へのご褒美という意識が強くなります。

普段は我慢している欲を開放しやすく、「少しくらい贅沢してもいいか」と気持ちが緩みやすくなります。

心理学ではこれを「メンタルアカウンティング(心の会計)」と呼びます。

メンタルアカウンティングとは、アメリカの経済学者であるリチャード・セイラー氏が提唱したもので、人がお金に関して意思決定する際、無意識に行う行動のひとつであるとされています。

具体的に言うと、お金を全体として捉えるのではなく、自分の心の勘定科目によって色分けし、その感情科目に基づいて損得を判断するために、時に不合理な選択をする傾向のことです。

例えば、苦労して得たお金は慎重に使うのに対し、投資やギャンブルで手に入ったあぶく銭は心理的に使うハードルが低くなることなどがそれにあたります。

一時的な“非日常感”

ボーナスは、毎月の給料とは違う「臨時収入」であり、非日常の出来事として脳が「特別なお金」と認識しやすくなります。

「特別なお金」と認識することによって冷静な判断が鈍り、結果的に消費につながりやすくなってしまうことがあります。

SNSや周囲の影響

ボーナスが支給される時期は会社によって異なりますが、民間企業なら6月下旬~7月上旬(夏)と12月中旬(冬)の時期が多いのではないでしょうか?

ちなみに、国家公務員のボーナスは夏が6月30日、冬が12月10日と決まっています。

夏は子供の夏休み期間、お盆などで旅行に行ったり、冬のボーナス時期には、クリスマスやお正月など、何かと出費多くなるイベントも重なります。

また、ブラックフライデーや年末セール、福袋など、SNSや広告、周りの人に影響されての出費が増えてしまい、つい浪費してしまう場合もあるかもしれません。

将来より“今の満足”を優先する脳の仕組み

人間の脳は「将来の利益」より「今の快楽」を優先するようにできています。

これを「現在バイアス」と呼び、特にストレスが溜まっている時ほど、ボーナスの浪費につながりやすくなります。

現在バイアスとは、アメリカの行動経済学者ダニエル・カーネマンが提唱した「人は目の前にあることがらを過大評価してしまう」という概念のことです。

現在バイアスが働くと、「今この瞬間の利益」に重きを置いてしまうため、少し先の未来の利益に対して適切な評価ができなくなり、将来の大きな利益よりも目の前の小さな利益を優先してしまいます。

ボーナスを上手に使う3つのコツ

ここでは、「ボーナスを使ってしまうのをやめたい」という悩みを解決するために、ボーナスを上手に使うためのコツを紹介します。筆者が実際に実践している方法も合わせて紹介しています。

具体的には、以下のようなことを実践するのがおすすめ◎

  • ボーナスが入ったらあらかじめ用途別に振り分ける
  • ボーナスが入ってもすぐには使わない
  • ボーナスをなかったものとして貯金に回す

ボーナスが入ったらあらかじめ用途別に振り分ける

ボーナスが入ったら、最初に用途別に振り分けます。

用途別の例
  • 使う:30%(ご褒美・趣味など)
  • 貯める:50%(貯金・積み立て)
  • 増やす:20%(投資・自己投資)

最初に「上限」を決めて、それ以上の金額を使わないようにします。

ボーナスが入ってもすぐには使わない

ボーナスが入っても、すぐ使わずに一定期間時間を空けるのもおすすめ◎

「この期間に何をするか?」というと、欲しい商品やお金を使おうとしていることに対しての情報を集めることに時間を使います。

そうすることで、「やっぱり別の商品の方が良いかな?」「思っていたよりも良い商品ではないかも」と、衝動買いを防ぐことができます。

興奮が落ち着くと、「本当に必要か?」を冷静に判断できます。

ボーナスをなかったものとして貯金に回す

筆者は浪費癖が激しかったため、上限金額を決めても使ってしまうといった状態でした。

それを解決するために、ボーナスはなかったものとして考えるという方法を実践しました。

ボーナスは全部普段使わない口座や別の場所に置いておいて、普段通りの生活費で生活する習慣をつけました。

私にはこの方法がとても合っていて、時間をかけてボーナスを貯金することができるようになりました。

まとめ

この記事では、「ボーナスが出ても使ってしまう」「ボーナスを貯金できない」ことで貯金ができないといった悩みの原因や、ボーナスを上手に使うためのコツを紹介しました。

ボーナスを使ってしまうのは、意志が弱いからではなく、人間の心理が関係しています。

お金に関する心理を理解して、ボーナスを計画的に使うことで、満足度を何倍にも高めることができそうです。

頑張った自分へのご褒美や、家族旅行なども大切にしながら、「未来の自分」も喜ぶお金の使い方をしていいけたら良いですよね◎

それでは

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