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今現在、私は「車を持たない」生活をしています。
基本的に移動は「徒歩か自転車」
車なし生活を始めて今年で13年目になりました。
車を持っていない状況でもなんだかんだ生活できてるので、実は車がなくても暮らしていけるという人は多いのかもしれません
この記事では以下の内容を解説しています。
- 車なし生活を始めたきっかけ
- 車なし生活は不便?
- 車を手放すとお金が貯まる?
- 雨の日や天気が悪い日はどうしてるの?
節約のために車を手放したいと考えていたり、車を持たない生活はどのような感じなのかといったことを知りたい方に役に立つ記事になっています。
車なし生活を始めたきっかけ
私は田舎に生まれたので「車は一人一台」が当たり前の地域で育ちました。
田舎だと特に「車がない生活」は考えられないというところも
免許を取ってからしばらく車通勤の日々でしたが、
海外で働いたことをきっかけに「地下鉄・バス・徒歩」中心の生活が始まりました。
「ライフスタイルによっては車は持たなくてもいい」という生活を経験し、
「車は必需品ではなく選択肢の一つ」と考えるようになりました。
「みんな持ってるから」とか「持たなければ」というような考えで持つものではなく、
「自分の生活に必要かどうか」で考えることが大切だと思ったんです。
余談ですが私が通勤に使っていた車は「使わないのに維持費がもったいない」という理由で私が海外にいる間に廃車にされてしまっていたため、そのまま「車なし生活」を続けることになったという経緯を辿っています。
まさかそんなことになっているとは当時は知る由もなく
車なしの生活は可能?
結論から言えば住む場所によっては車なし生活も十分に可能です
私は自転車や公共交通機関を使ったり、車以外の移動手段をフル活用しています。
車を持たないことは大きな節約になる
正直、車を持たないことは「大きな節約になります」
これは本当に実感していることで、理由は「車を持たない」だけで以下のお金がかからなくなるからです。
- 自動車税
- 自動車保険料
- 車検代
- ガソリン代
- 車のメンテナンス(オイル交換やタイヤ交換、車の修理代)
- 洗車代
- 月々の駐車場代
これは「車を所有すること」によって発生する費用ですが、
私の場合は普通乗用車で、年間「約50万円」程の維持費がかかっていました。
車の購入代金を約200万程で計算すると、10年乗る場合にかかる費用は年間20万円
それを上記の金額に上乗せすると「年間で約70万円」近くかかる計算になります
車を持つ生活は10年で「約700万円」程の維持費がかかる、と思うとけっこうな額ですよね。
車なし生活はお金が貯まる?
「車を持たない」ことによってお金が貯まるのか?
私が感じているのは「使う頻度が少ないものにかかる費用がかからなくなった」と感じています
車にお金がかからない分を貯蓄に回したりするなど、
お金が貯まるためには【収入>支出】の状態でなければお金は残りませんので、
車の維持費がなくなってもその分お金を使っている状態ではお金は貯まりません。
車を持たないメリット
運転というストレスがない
車を運転する時は、瞬時に何個もの動作を「同時に行う」ことが求められます。
このように、一度にいくつものことを同時に考え、その動作を正確に行うという作業が必要なため
「車を運転する」というのは「それなりにストレス」がかかります。
運転した後に疲れを感じる人も多いと思いますし、こういった動作が苦手な人はむしろ「運転が苦手」と感じる人も多いと思います。
もし「車を手放しても自分の生活圏で問題なく暮らせる」という状況ならば、
車を持たないことは「節約になる」だけではなく「生活の質を上げる」ことにも繋がるかもしれません
車での交通事故の加害者になるリスクがない
車を運転するということは加害者にも被害者にもなるリスクがあります。
車の重さは軽自動車で約700kg~1000kgあります。そんな乗り物を運転している以上
交通事故など命に関わる事故も無関係とは言えません。
考え出したらキリがない問題ではあるかもしれませんが、
「車を持たない」ことでこのようなリスクを減らすことができます。
運動習慣が身に付く
通勤のために車を使っていた時は、恥ずかしながら「運動習慣」が全くありませんでした。
仕事が夜遅かったので、毎日仕事帰りにハンバーガーのセット、休日は家で寝るだけ、運動ゼロ
そんな日々を送っていました。
車を持たないと「歩くしかない」ので、自然と毎日歩く習慣が付き、
「運動習慣」が身に付きました
正直、最初の頃は「とてもしんどかった」です。
なにせ今まで体を動かしたり運動したりする習慣がなかったもので、少しの坂を上るだけで息が上がって帰ってくる頃にはぐったり、翌日は筋肉痛になってました(汗
でも、人間って不思議なもので「どんな状況でも自然と適応していく」という現象が起こります。
毎日自転車を漕いでいたらそのうち片道20㎞のサイクリングも出来るようになったり、見た目にも良い変化がありました。
私の生活範囲は大体自宅~3㎞くらいなので、自転車で問題なく過ごせています
私の場合は単純に、車に乗るより「景色を見ながら歩いたり、歩いたりすることの方が楽しい」と感じるので、元々車なしの生活が合っていたのかもしれません。
逆に今では車なし生活に慣れてしまって、車生活に戻れないかもしれません
でもやっぱり車なし生活って不便じゃない?雨の日や天気が悪い日は?
車を持たない生活ではこのような時に「不便」だと感じることがあるかもしれません。
- 雨の日の移動手段
- 子供の急な発熱や病院
- 両親や誰かを車で送迎する必要がある
- まとめ買いなどの買い物
そんな時には
- カーシェア
- タクシー
- 公共交通機関
など車以外の移動手段を用意しておくと良いと思います。
タクシーに関しては「一回の移動」だけ見ると「車での移動」に比べてコストが高いですが、
緊急時や必要な時だけの利用であれば「年間の車の維持費」より安く済む場合も多いと思います。
まとめ
「車を持たない」生活のメリットは、やはり「車にかかる費用が一切かからなくなる」ことです。
「生活をするために車が必要不可欠な人」や「車が趣味の人」など、
「自分が何を持つか」は人それぞれ自由です。
しかし、今現在「生活範囲と車の使用頻度を比べると損をしている人」や「車はあるけどあまり使わない」という人は「車を持たない」ということも選択肢の一つとして十分アリです。
それでは