これってケチ?「ケチ」と「倹約」の違いを解説│ケチな人との付き合い方や実際のエピソードも

暮らし

節約を始めてから「ケチ」と「倹約」という言葉の違いを考えるようになりました。

彼女とのデートでクーポンを使うのはケチ?といったトピックもよく耳にしますね。

普段から節約に励んでいる私ですが、メリハリのあるお金の使い方ができたら理想だと常々思っています。

今回は「ケチ」と「倹約」の違いについて筆者の個人的な考えを記事にしてみました。

この記事は

・パートナーがケチで悩んでいる

・ケチな人の見極め方

・ケチな人と上手く付き合うには?

という内容を解説しています。

「パートナーがケチなんじゃないか…」「ケチな人との付き合い方に悩んでいる」という方に読んでほしい記事になっています。

この記事は

べろくん
べろくん

超ドケチな家族の元で生まれ育った節約好き主婦が解説しています

ケチとは?

「ケチ」という言葉の由来を調べてみると、不思議で奇怪な事件を意味する「怪事(けじ)」という言葉が江戸時代になると「卑しい」「粗末なさま」といった意味になり、これが現在使われている「金品を惜しむこと」などの意味になったそうです。

江戸時代以降商人の町として栄えてきた大阪ではこんな考え方があるそうで、大阪の商人は自分が心から大事だと思えるものにお金を使い、見栄や役に立たないことに使うお金を極力使わなかったそうです。

ケチとは「必要以上に金銭を出し惜しむ」状態です。

「お金を貯めること、そして持っているお金を失わないこと」が目的になっているので、大事な場面やお金を出した方が自分にとってプラスになる場面でもお金を使おうとしません

ケチと倹約の違いは?

「ケチ」と「倹約」は違います。

先に挙げた大阪の商人の考え方は「倹約」です。

一方でケチとは「必要以上にお金を出し惜しむこと」一方の倹約は「目的を持ってお金を使い、それ以外の出費を控えること」です

「倹約」は「不必要なもの」にお金をかけず、目的を持ってお金を貯めます。一方「自分にとって大切なもの」にはお金を出します。

ケチはお金を使うことを嫌いますが、倹約は出す時は出す、出さない時は出さない。とメリハリのあるお金の使い方をします。

また、「倹約」は目標を持ったお金の使い方なので、お金を使った結果に満足することができます。

例えば家族での旅行を目的にお金を貯めることは家族で同じ目標を共有できますし、お金を使った時にもみんなで楽しい気持ちや嬉しい気持ちを共有することができます。

筆者が経験したケチエピソード

ケチは、言い換えれば「お金を使わないように自制できる人」とも言えるかもしれません。

しかし、行き過ぎた行為にはデメリットもあります。

実際に私が言われたり、経験があるエピソードをまとめてみました。

自分の価値観を人に押し付ける

・人が買おうとした物に対して「高っ!」と言ってきたりする
・「そんな物必要ないでしょ」と人が買おうとしているものや買い物を制限する
・人にいろいろいうくせに自分の趣味の物は買ったりする
・人の欲しい物ややりたいことに対して文句を言う
・家の修繕やリフォームなど必要経費を渋る

お金や物の金額にこだわる

・外食は安い店にしか行かない
・すぐに「高い」という
・とにかくお金を出したがらない
・安物しか買わない

人やプレゼントにお金をかけるのを嫌がる

・友人の結婚式やお祝いなどお金のかかるイベントを嫌がる
・プレゼントされても返さない

ケチがいけないわけではなく「人に自分の価値観を押し付け、強要すること」が問題になるのだと思います。

特に長く住んでいる家のリフォームや修繕費などを出し渋ることは生活の満足度も下がるし、時には火災や事故につながることも考えられます

べろくん
べろくん

本当に必要な物にお金を出すことは生活の質を上げてくれる!

また、デートや一緒にいる時にお金を渋られたり、少しでも安く抑えようという気持ちが相手に伝わり「私にかけるお金がもったいないのかな…」「この人にとって私はその程度なんだ」といった受け取り方が重なって悲しい気持ちになることがありました。

このように、ケチとは「自分のことだけを一番に考えたお金の使い方」になってしまうことが多いです。

ケチな人との付き合い方

ケチな人に限らず、人を変えることはできません

そのため自分の軸をしっかり持って、「自分」が付き合う人と「一緒にやっていけるのかどうか」を考えないといけません

「何で?」とモヤモヤするより、「この人はこういう人」と割り切り、それを理解して付き合った方が良いと個人的には思います。

「誰とどの程度の付き合いをするか」という範囲は自分で決めて良いんです。

また、結婚すると必然的に家計が一つになります。

片方が浪費ばかりで家計が赤字になるような状況ではケチな人というのは頼りになります。

大切なのは話し合いによってお互いの価値観や思っていることを共有することです。

逆に、そういった話し合いができない場合は、お金のこと以外でもうまくいかないと感じることが多いと思います。

まとめ

今回は「ケチ」と「倹約」の違いと、「ケチな人のお金の使い方や付き合い方」について考えてみました。

ケチという言葉だけ聞くとネガティブな印象を持ちますが、お金の管理に関してはしっかりしているところはとても良いところだと思います。

何事もそうですが、行き過ぎることなく良いバランスでいたいものです。

それでは

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