「うちの旦那、何もしない」
そんな話を聞きます。
私も、結婚してから何度そう思ったか分からないくらい。そして正直に言うと現在もそういう気持ち、あります。
夫が本当に「何もしていないのか?」というと、そういうわけではないんです。
子どもを外に連れて行ってくれることもあるし、私が休めるようにと、子どもと出かけてくれることもあります。
それなのに、私はなぜ「夫は何もしない」と感じて、こんなにイライラするんだろう。
私がしんどいと感じる理由、こんなにもイライラする理由、深掘りしてみました。
「旦那が何もしない」の正体は、何でも私が考えていることだった
私が言う「何もしない」は、旦那が「家事育児を一切しない」「休日も家族のことを何もしない」という意味ではありません。
2人で考えてほしいことを、どちらか一人が考えている。
そこが一番しんどかったんだと思います。
例えば、夏休みに家族で海に行ったとき。
子どもが「海で泳ぎたい」と言っていました。
海に行くとなると、タオルや着替え、サンダル、飲み物、必要ならライフジャケット、水などが必要になります。
でも、そんなとき夫は自分の財布とスマホ、車の鍵だけ持ってスニーカーで「車の中で待ってるね」と言う。
「海に行くための持ち物は?」
「家の戸締りは?」
節約しているなら、飲み物は家から持って行った方が良いよね・・・?
そんなことを私は思いながら、あえて準備をしませんでした。
いつもなら私が、
「タオルいるよね」
「着替えもいるよね」
「ライフジャケットは?」
「水も持っていこう」
と考えて、全部用意していました。
でも、その日はやりませんでした。
結果、我が家が持っていたのは水着だけ。
周りの家族を見ると、みんなちゃんと準備している。
そこで改めて、
「これ、いつも私が考えてない?」
と思いました。
おばけ12年目でやっと気づいたことでした。
私が専業主婦だから、言ってはいけないと思っていた
私は専業主婦です。
夫が働いて、その収入で暮らす。私がやっているようなことといえば、家事や子どものこと、家の管理など。
だから、「私ばっかりやってる」と言うことに、罪悪感がありました。
夫は外で働いている。
私は家にいる。
私には夫ほど収入がない。
収入がない自分が夫に文句を言うなんて。
だから、家事や子育てを私が多く担うのは当然なんじゃないか。
私のほうが時間があるんだから、私が気づいてやればいいんじゃないか。
だから、
「一緒に考えてほしい」
と言いたい時、
「私は専業主婦なのに何を言ってるんだろう」
と、言葉を飲み込んで過ごしてきました。
自分でそう考えて、言葉を飲み込んで、納得しているのに。
なんか、無性にイライラする。
その原因が自分でも分からない。
多い?少ない?専業主婦が日常でやってることリストにしてみた


子どものことになると、「私が気にしなきゃ」が増えていく
子どもが成長すると、親が考えなければいけないことも変わってきます。
動画やインターネットの使い方。
年齢制限がある動画やコンテンツ。
性や恋愛についての話。
子どもが何を見て、何を検索しているのか。
以前、子どもが親としてはまだ早いと思う年齢制限のあるコンテンツを検索していたことがあり、私はフィルタリングを設定しました。
その時、夫も「俺も子どもと話してみる」と言っていました。
でも、その後いつまで経っても「この間の話なんだけど、子どもと話をしたらこうだったよ」みたいな話がない。
そして今回も、子どもが年齢制限のあるコンテンツを見ていたことに気づきました。
子ども自身が成長して、今までよりいろいろな操作ができるようになっている。
親が設定したものだけで、ずっと管理できるわけではない。
だからこそ、
「夫婦で一緒に考えないといけない」
と思うことも増えてくる。
でも、そこでまた
「これ、どうしよう?」
と気づくのは私。
調べるのも私。
フィルタリングを設定するのも私。
子どもにどう伝えるか考えるのも私。
「なんで問題を見つけるのも、気にするのも、私?」
という気持ちになっていることに気づきました。
妻側→自分で気づいて動くところまでが家事参加
旦那側→頼まれたことを実行するのが家事参加
もしかして、ここがズレてる・・・?
これが、私の感じていた「夫が何もしない」の正体なのかもしれません。
夫を変えようとすると、いつも喧嘩になる
こういったことに関して、夫に言ったことがあります。
「こういうことを一緒に考えてほしい」
「私一人で全部管理するのはしんどい」
そうすると、わが家の場合は
「俺が何もしてないって言いたいの?」
となります。
「違う。何もしてないなんて言ってない」
「子どもを外に連れて行ってるじゃん」
「それは分かってる」
「じゃあ俺が何もしてないってこと?」
「俺が悪いって言いたいの?」
「私が全部やってる?海まで連れて来てるのは誰だよ?」
……。
そして、また喧嘩になる。
私は、夫が何もしていないと言いたいわけではない。
夫がやってくれていることも分かっている。
ただ、私が言いたいのは、
「これを一緒にやってほしい」
「子どものこと、一緒に考えてほしい」
「子どもの状況や様子を見て、『これはこうしたほうがいいんじゃない?』って、夫のほうから意見を出してほしい」
でも、それを説明しているうちに喧嘩になる。
「やってんじゃん」と言われると、余計腹が立つ。
やってないって言ってるんじゃなくて、
言わなきゃやらないことに疲れてる。
わが家の場合は子どもが生まれてから度々このような状況が起こっていました。
夫に対し話が通じないと感じていた話はこちら


だったら、子どもと一緒にやってみようと思った
そこで、ふと思いました。
夫に「もっとやって」と言い続けることだけが、私の負担を減らす方法なんだろうか。
もちろん、夫婦で話し合うことは必要です。
でも、毎回同じところで喧嘩になるなら、私ができるところから別の方法を試してみようと思いました。
そこで、子どもと一緒に、
「自分のことは自分で準備する」
を始めてみようと思いました。
例えば、次に海に行くなら、
「何を持っていけばいいと思う?」
と子どもに聞いてみる。
タオルは?
着替えは?
サンダルは?
飲み物は?
ライフジャケットは?
海水や砂を流す水は?
最初から全部一人でやらせる必要はありません。
一緒に考えて、一緒に準備する。
慣れてきたら、自分の持ち物は自分で確認してもらう。
そうやって少しずつ、「自分に必要なものを自分で考える」習慣をつけていく。



子どもが成長したからこそ持てた選択肢ですね。
子どもと私、一緒に始めるのはどうだろう?
「夫が何もしないから、子どもにやらせる」
という話ではありません。
子どもには子どもの成長があります。
12歳にもなれば、自分のことを少しずつ自分で考えられるようになってきます。
だから、
「できることは自分でやってみよう」
という練習を始める。
それは、夫婦の問題とは別に、子どもの自立にもつながることだと思いました。
「夫が変わらなければ、私がずっとこのまま」
という状態から、少し抜けてみようと思ったんです。
自立って、全部一人でやることじゃない
「自分のことは自分でやる」と言っても、何でも一人でやらなければいけないという意味ではありません。
分からないことは、人に聞いていい。
重いものは手伝ってもらっていい。
困ったときは頼っていい。
大人だって同じです。
一人で全部抱え込む必要はなくて、
むしろ家族なんだから、助け合いたい。
でも、
「誰かがやってくれるから、自分は何もしなくていい」
という状態が当たり前になるのも違うと思う。
できることは、自分でやってみる。
一回自分でやってみて、できないことは、人に頼る。
そして、誰かが困っていたら、自分ができることはないか、を考えてみる。
「私ばっかり」と思ったら、一回その思考から降りる
以前の私は、
「私が専業主婦だから」
「私のほうが家にいるから」
「私がやればいい」
と、いろいろなことを自分の中で処理していました。
主婦で収入がない自分が、「私ばっかりやってる」と口にするなんて何様なんだろう・・・
でも、
専業主婦。
収入が低い方。
働いている時間が短い方。
「何か」を基準にして優劣を決めて、家族に関することを一人で全部考えなければいけないのでしょうか。
夫婦で一緒に考えるという選択肢は?
子どもにも、年齢に応じて自分のことを考えてもらっていい。
今回、私が変えようと思ったのは、
「夫が何もしないから、私が全部やる」
という状態です。
「家族それぞれが、自分にできることを少しずつ増やしていく」
という方向に切り替えてみる。
我が家の場合は、子供が成長したからこそ選択肢が増えて、
「自分のことは自分で準備する」
を子どもと一緒に始めてみました。
「家族のことは私が全部気づいて、全部考えて、全部準備する」
「夫と話すと、いつも同じパターンの会話を繰り返す」
我が家の場合は、長い間この繰り返しでした。
私の場合は、「夫に対し、どうしたら良いの?」といったことに悩み続けた結果、子供の成長に伴って、「自分のことは自分で準備する」を一緒に始めました。
夫婦のこと。
子どものこと。
自分がその時できること。
そういったものは固定ではなく、時間や、環境、タイミングで変わっていきます。
そんなふうに、その時にできることを考えていきたくて、この記事を書きました。
それでは◎
夫に対し話が通じないと感じていた話はこちら


私もできることがしたくて、ブログを始めた話はこちら



