今現在、私は自分の車を所有せず、徒歩や自転車を中心に生活する「車なし生活」を14年続けています。
基本的に移動は徒歩・自転車・公共交通機関です。
夫は通勤のために車を所有しているので、我が家に車がないわけではありません。
それでも私は、「家に車はあるけど、自分は車を持たずに生活する」という選択をしています。
おばけなんで?車って便利なのに、何で使わないの?
この記事では以下の内容を解説しています。
- 車なし生活を始めたきっかけ
- 車を持たないと生活は不便?それとも賢い選択?
- 車を持たないとお金が貯まる?
- 雨の日や天気が悪い日はどうしてるの?
車なし生活を始めたきっかけ
私は田舎に生まれたので「車は一人一台」が当たり前の地域で育ちました。



田舎だと特に「車がない生活は考えられない」というところも
免許を取ってからはしばらく車通勤の日々でしたが、その後地元を離れて働くことになり、
地下鉄・バス・徒歩が中心の生活を始めました。
そのことがきっかけで「ライフスタイルによっては車は持たなくてもいい」という生活を経験し、
車は必需品ではなく選択肢の一つと考えるようになりました。
「みんな持ってるから」とか「持たなければ」というような考えで持つものではなく、
「自分の生活に必要かどうか」で考えることが大切だということを実感しました。
余談ですが、私が通勤に使っていた車は「使わないのに維持費がもったいない」という理由で、
私が実家を離れて働いていた間に廃車にされてしまっていたため、
そのまま「車なし生活」を続けることになったという経緯を辿っています。



まさかそんなことになっているとは当時は知る由もなく
車なしの生活は可能?
結論から言えば住む場所によっては車なし生活も十分に可能です
私は自転車や公共交通機関を使ったり、車以外の移動手段をフル活用しています。
やっぱり車はあった方が良い?それとも持たないことが賢い選択?
結論から言うと、車を持たないことは「場合によっては賢い選択」になり得ます。
これは本当に実感していることで、理由は「車を持たない」だけで以下のお金がかからなくなるからです。
- 自動車税
- 自動車保険料
- 車検代
- ガソリン代
- 車のメンテナンス(オイル交換やタイヤ交換、車の修理代)
- 洗車代
- 月々の駐車場代
これは「車を所有すること」によって発生する費用です。
私の場合は普通乗用車で、年間「約50万円」程の維持費がかかっていました。
車の購入代金を約200万程で計算すると、10年乗る場合にかかる費用は年間20万円、それを上記の金額に上乗せすると「年間で約70万円」近くかかる計算になります。
車を持つ生活では、購入費まで含めると10年間で約700万円かかる計算になります。
車を持たないことで、【年間約50万円の車の維持費がかからなくなる】と考えると得るメリットは多いと思います。
車は持った方が良いのか、それとも持たないことが賢い選択なのかについては、住んでいる場所や家計の状況、生活範囲などを十分に考慮して決めることが望ましいと思います。
車なし生活はお金が貯まる?
「車を持たない」ことによってお金が貯まるのか?とよく言われますが、
結論から言うと、車を持たないだけで自動的にお金が貯まるわけではありません。
ただし、車にかかっていたお金を貯蓄に回せば、貯まりやすくなるのは確かです。
車にお金がかからなくなった分を貯蓄に回したりするなどができていれば、お金は貯まっていきます。
しかし、車にかからなくなった費用を別の物で消費してしまえば、お金は貯まらないでしょう。
お金が貯まるためには【収入>支出】の状態でなければお金は残りませんので、
車の維持費がなくなっても、その分お金を使っている状態ではお金は貯まりません。
例えば、車に乗らない代わりに「車に乗っているつもり」で毎月3万円を貯金したとします。
3万円/月 × 12か月 = 36万円
これを私の車なし生活14年で計算すると、
36万円 × 14年 = 504万円
になります。
実際には、毎月3万円を「車に乗っているつもり貯金」として貯め続けていたわけではありませんが、
あくまで「もし毎月3万円を貯金していたら」と考えた場合、けっこうな金額になりますよね。
ちなみに、現在の国立大学の標準的な授業料は年間約53万5,800円、入学料は約28万2,000円です。
単純に4年間で計算すると、授業料と入学料を合わせて約242万円。
つまり、504万円あれば、国立大学の4年間の授業料+入学料を2人分まかなえるくらいの金額です。
もちろん、実際には大学によって授業料が異なったり、教材費や生活費なども必要なので、単純に比較できるものではありませんが、
一方で、先ほど紹介した、私が以前車を所有していた時に実際にかかっていた維持費は年間約50万円でした。
これを14年間で単純計算すると、
50万円 × 14年 = 700万円
です。
つまり、私がこの14年間ずっと車を所有していたとしたら、維持費だけで約700万円かかっていたことになります。
もちろん、実際の車の維持費は車種や保険料、走行距離、駐車場代などによって変わります。
それでも、車を持たないことで毎月の支出を減らし、その分を貯蓄に回すことができれば、長い目で見るとかなり大きな金額になります。
「車を持たない」という選択は、単純に車の維持費がなくなるだけではなく、
そのお金を別のことに使えるというメリットもあると、14年間車なし生活をしてきて改めて感じます。
車を持たないメリット
以下では、私が実際に「車を持たない」生活をして感じたメリットとデメリットを紹介します。
運転というストレスがない
車を運転する時は、瞬時に何個もの動作を「同時に行う」ことが求められます。
運転中は、一度にいくつものことを同時に考え、その動作を正確に行うという作業が必要なため、「車を運転する」というのはそれなりにストレスがかかります。
運転した後に疲れを感じる人も多いと思いますし、こういった動作が苦手な人はむしろ「運転が苦手」と感じる人も多いと思います。
もし「車を手放しても自分の生活圏で問題なく暮らせる」という状況ならば、
車を運転せず「苦手なことをしない」という状態を作ることは「節約になる」だけではなく「生活の質を上げる」ことにも繋がるかもしれません。
車の運転が苦手な人の心理って?


車での交通事故の加害者になるリスクがない
車を運転するということは加害者にも被害者にもなるリスクがあります。
車の重さは軽自動車で約700kg~1000kgあります。そんな乗り物を運転している以上交通事故など命に関わる事故も無関係とは言えません。
考え出したらキリがない問題ではあるかもしれませんが、「車を持たない」ことでこのようなリスクを減らすことができます。
運動習慣が身に付く
通勤のために車を使っていた時は、恥ずかしながら「運動習慣」が全くありませんでした。
仕事が毎日夜遅かったので、毎日仕事帰りにハンバーガーのセットとジュース、休日は家で寝るだけ、運動は全くしない。
という日々を送っていました。
車を持たないと否が応でも歩くしかないので、自然と毎日歩く習慣が付き、【運動習慣】が身に付きました。
正直、最初の頃は歩くことがとてもしんどかったです。
なにせ今まで体を動かしたり運動したりする習慣がなかったので、少しの坂を上るだけで息が上がって帰ってくる頃にはぐったり、翌日は筋肉痛になってました。



車生活は便利な一方で、体の衰えに気づきにくい
でも、人間って不思議なもので「どんな状況でも自然と適応していく」という現象が起こります。
毎日自転車を漕いでいたらそのうち片道20㎞のサイクリングも出来るようになったり、見た目にも良い変化がありました。
車がないと、私の場合はとにかく歩くので、腹筋もうっすら割れました。


私の生活範囲は大体自宅~3㎞くらいなので、自転車で問題なく過ごせています。
私の場合は単純に、車に乗るより「景色を見ながら歩いたり、歩いたりすることの方が楽しい」と感じ、
歩くことや自転車を楽しめる性格だったのもあり、元々車なしの生活が合っていたのかもしれません。
車に乗ると発生する渋滞や駐車場がない問題も自転車や徒歩だと関係ないのも、すごく快適に感じました。



逆に今では車なし生活に慣れてしまって、車生活に戻れないかもしれません
雨の日や天気が悪い日はどうしてる?いざという時に車がないデメリット
車を持たない生活ではこのような時に「不便」だと感じることがあるかもしれません。
- 雨の日の移動手段
- 子供の急な発熱や病院
- 両親や誰かを車で送迎する必要がある
- まとめ買いなどの買い物
そんな時には
- カーシェア
- タクシー
- 公共交通機関
など車以外の移動手段を用意しておくと良いと思います。
タクシーに関しては「一回の移動」だけ見ると「車での移動」に比べてコストが高いですが、緊急時や必要な時だけの利用であれば「年間の車の維持費」より安く済む場合も多いと思います。
まとめ
「車を持たない」生活のメリットは、やはり「車を所有することでかかる費用を抑えられる」ことです。
「生活をするために車が必要不可欠な人」や「車が趣味の人」など、
生活環境は人それぞれですので一概には言えませんし、
「自分が何を持つか」は人それぞれ自由です。
ただ、今現在「生活範囲と車の使用頻度を比べると損をしている人」や「車はあるけどあまり使わない」という人が
「自分の生活スタイル」や「車を持つこと」と「車を持たないこと」のメリット・デメリットを考えて、
「自分の生活スタイルを自分で選択する」ということは「賢い選択」だと思っています。
特に、「都市部」や「公共交通機関が充実している地域」などでは、【車を持たない】という選択肢が、より生活の質を高めてくれる選択になるかもしれません。
自分に合ったライフスタイルを選択することは、生活の質を高めてくれますし、
無駄なお金の節約や、車を使わずに運動習慣を身につけることも、長期的に見ると賢い選択と言えるのではないでしょうか?
それでは
車なし生活を支えてくれた相棒


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