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この記事はwacom(ワコム)「cintiq16」液晶ペンタブレットのレビュー記事です。
「デジタルイラストや液タブを使ってイラストを描いてみたい」
と数年前に購入したこの商品
・どんな人におすすめ?
・すでに板タブを持っているけど、液タブって必要?
・実際の使用感は?
・絵も下手だし、液タブなんてもったいないかな?
など購入を検討している方に実際にこの商品を使っている愛用者がレビューします。
デジタルで絵を描くことに興味があったり、液タブを使ってみたいので実際の使用感を知りたいという人に読んでいただきたい記事になっています。
購入の前にこれでもかというくらい悩みましたが、今やすっかりヘビーユーザーになってしまいました
液タブとは?
液タブとは液晶タブレット・液晶ペンタブレットの略で、液晶画面が搭載されたペンタブレットのことです。基本的に単体では使用できず、PCと接続してイラストを描きます。
このwacom(ワコム)cintiq16もUSBポート(A)とHDMIポート、電源を接続して使用する仕様になっています。
余談ですが私はcintiq16を購入した後にPCにHDMIポートが付いているかを焦って確認した経験があります。
事前に確認しておけば安心です◎
本体仕様
商品名は「wacom(ワコム)cintiq16(15.6型)」モデルです。
描き心地と手軽さが魅力
15.6型フルHD液晶モデルで、価格と機能を最小限に抑えつつもプロモデルと同じWacom Pro Pen 2を採用したミドルクラスモデルになっています。
15.6インチをcm(センチ)に直すと約39.624cm、この数字はどこの大きさかというと
「この部分」の大きさです。大きさを測ってみたら約39.5㎝でした。
実際にペンが反応する描画部分はこの部分で、描画部分の画面の大きさは約35cm×19.4cmです。
全体の大きさは約2.45×42.2×28.5cmになっています。重さは約1.9 kgです。
本体に付属しているペン
本体に付属しているペンは「Wacom Pro Pen 2」です。
互換性がある替え芯はWacom Pro Pen 2 用標準芯 (ACK22211)になります。
持ちやすく、手持ち部分に「やり直す、消しゴム機能」などのショートカット機能を割り当てることができ、ボタン操作できるのが便利です。
ペンの感度も良好ですが、数年使っているとたまにペンが反応しなかったりすることもあります。
そういう時は一旦本体からペンを離してから使うと症状がなくなることが多いです。
使っているうちにペン先が摩耗して短くなってきます。
短くなって、描きにくくなってきたら交換するようにしています。
本体スタンド
「wacom(ワコム)cintiq16(15.6型)」本体の裏には折りたたみ式のスタンドが付いています。
この商品は専用で使える別売りのスタンドがありまして、私は購入後しばらく使用したのち必要性を感じたので、専用のスタンドを購入しました。
「wacom(ワコム)cintiq16(15.6型)」の裏にネジで留める仕様になっていて
このように角度調節ができます。
液タブは「液晶画面に直接描画する」という特徴がある以上
・絵を描く時に顔が近くなってしまう
・下を向いた姿勢をとることが多くなる
などの場面も多いかもしれません。
そんな時に自分の好きな角度で調節することができます。
専用のスタンドは、作りがしっかりしている分重量があるので、
持ち運びには向いていません
いつも決まった場所で作業することが多い方はおすすめ◎
おすすめのスタンド
私はパソコンスタンドとして「BoYata」のノートパソコンスタンドを使っています。
この商品を「液タブ」スタンドとして使っている方もいるようです。
このように、角度調節ができるので
私はブログを書く時に机の上に棚を置き、さらにこの商品を置いて
「スタンディングデスク」の用途で使っています。
私個人の感想ですが、角度調節した時に角度によっては比較的後ろに倒れやすいので、
私はcintiq16専用のスタンドをおすすめします。
替え芯と芯抜き
本体を購入すると、「替え芯3本」と「短くなった芯を抜くための芯抜き」が付いています。
この「芯抜き」が地味にめちゃめちゃ便利なんです。
液タブを使っているとペン先の芯が摩耗し、短くなってくるのですが
これが「抜けない」
手で取ろうとしてもツルツルすべって抜けません。
そんな時に、この芯抜きに短くなったペン先を差し込んで、ペンを少し傾けながら引き抜くと
「ペン先が簡単に抜けます」
ペンホルダーが芯抜きになっているので、購入した当初はどこに付いているのか見つけるのに苦労しました(笑)
購入のきっかけ
元々趣味で絵を描いていて、
紙とペン→板タブ→液タブ(現在に至る)
という流れで液タブに移行しました。
最終的にこの液タブを購入する前にも悩みに悩み、この商品を購入する際にもとても購入を迷いました。
というのも、
→価格面
→プロではないのにこんなに良い商品は自分にはもったいないのではないか?
→板タブを持っていた
という理由からです。
特に、板タブで絵が書けていたのもあり、
わざわざ液タブに買い替えるメリットはあるんだろうか?
せっかく買っても自分に合わなかったらどうしよう?
と、とても悩みました。
用途
私が普段この製品を使ってしていることは、
主にデジタルイラスト(ブログのアイキャッチの作成やイラスト)の作成と文字のデザインに使っています。
絵を描く以外の液タブの使い方
この製品を買ってから実感している事なのですが、
液タブの使い方は「絵を描くこと」だけではありません
絵を描く以外の液タブの使い方の一つとして「デザインする」という使い方もあります。
画像の加工や文字のデザインも紙にペンで書くように直感的に書けるので、
絵を描きたい人以外にも、デザインを仕事にしている人やデザインが好きな人にも
「写真や画像の加工」や「デザイン」の基本作業などもペンでやりつつ、そのままイラストや文字を書いたり、といった使い方もできます。
おすすめのフィルム
私はペーパーフィルムを貼って使用しています。
理由は、フィルムを貼らないとツルツルして描きにくいと感じたことと、
液タブは液晶画面に直接ペンで描画して使用するものなので、できるだけ長く大切に使いたいと思ったからです。
私が使っている「cintiq16」におすすめのフィルムは
エレコムの「ペーパーテクスチャフィルム」です。
表面がさらさら、マットな触り心地で
「紙に描くような自然な描き心地が好き」という方におすすめ。
板タブとの比較
私はすでに板タブを使っていたのですが、両方使ってみて感じたそれぞれのメリットを紹介します。
板タブから乗り換えて良かったところ
・直接描けるので描きやすい
・汎用性が高い
デジタルイラストの良いところ、
それは「アナログのような描き心地をデジタルで再現できる」というところです。
液タブは画面に直接描画するので、まるで紙に絵を描くように「絵を描きやすい」のはもちろん、
写真を編集したり、加工したりといったデザイン用途にも使えます。
今回レビューしている「wacom(ワコム)cintiq16」はこのように
「筆圧」の感度や描き心地がとても良いのです。
このように、手描き感を残した絶妙な筆致も楽しい。
私が「絵を描く」ということを始めた元々の理由は、
子供の頃から自由帳に絵を描くことが好きだったからです。
【紙に絵を描くように、PCでも自由に絵を描ける】
これが液タブの一番のメリットかなと思います。
使用しているイラストソフトは「CLIP STUDIO PAINT PRO」を使用しています。
板タブのような使い方もできる
「wacom(ワコム)cintiq16」は液晶タブレットですが、本体の液晶画面を見ずにPCの画面を見ながら絵を描けば「板タブのような」使い方もできます。
板タブの良いところ
一方、板タブには板タブの良さがあります。
・液タブに比べると安価
・姿勢が崩れにくい
・スマホでも気軽に絵が描ける
私が感じていたメリットは上記の3点。
板タブは手元を見ずにPCの画面を見ながら絵を描くので、視線がPCの画面と同じ高さになります。
目線の高さが維持しやすく、特に私が使っていた板タブはスマホに接続することが可能だったので、手軽に絵が描けるところが気に入っていました。
しかし、板タブはPC上のカーソルを見ながら描画を行う必要がありますので、
人によって「合う・合わない」の相性があるかもしれません。
どんな人におすすめ?
私は当時このような状況で、商品の購入に至りました。
・デジタルイラストを描いてみたい
・趣味でイラストを描いていて、初めて液タブを使ってみたい
・デザインをするのが好き
とはいえ液タブはプロ向けの商品のようで、なかなか手が出せませんでした。
趣味で絵を描いているだけの
「私のような絵が下手な初心者にはもったいない」
という気持ちが強かったからです。
でも、私は初心者でもためらわずに、絵を描くことを楽しんでほしいと思います。
まとめ
板タブからの乗り換えで購入した商品でしたが、
私の場合は買って良かったと思いました。
使っているうちに
「ここをもっと上手にできないか?」
「この機能はどう使うの?」
「こういう絵はどうやったら描けるんだろう?」
という楽しさもどんどん出てきて、
個人の「作りたい」の幅や可能性を広げてくれる商品だなと感じています。
特に「初心者におすすめの液タブを探している人」や、「板タブから液タブの購入を検討している人」
「板タブと液タブを比べてメリットデメリットを知りたい人」などの参考になると嬉しいです。
それでは
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