「専業主婦は、なぜ働かないの?」
そう思う人もいるかもしれません。
私は、11年間専業主婦をしています。
その間、全く「働こう」と考えなかったわけではありません。
むしろ、「働いていない自分はダメなんじゃないか」と何度も思ってきました。
そんなことを思ってきたのに、結果的に、私は長い間外で働くことを選びませんでした。
専業主婦の私が働かなかった理由
私が11年間専業主婦をしてきた理由を簡単にまとめてみました。
- 知らない土地で働く自信がなかった
- 子どもが小さく、夫も不規則勤務だった
- 近くに頼れる親がいなかった
- 産後に心身ともに調子を崩した時期があった
- 「働く」より「生活コストを下げる」という方向に考えた
私は結婚を機にそれまで暮らしていた場所を離れ、縁もゆかりもない土地で暮らす環境に変わりました。
それまで住んでいた場所とは、方言も違えば、人間関係や土地の雰囲気も違いました。
夫の仕事も不規則勤務で、近くに頼れる親も知り合いも一人もいない状況でした。
子どももまだ小さく、産後に心身ともに調子を崩した時期もあり、
そして何より、私はその土地で人間関係を築いていくことに自信がありませんでした。
「この場所で暮らしていける気がしない」「外に出るのが怖い」というのが当時抱えていた気持ちでした。
「働かない」以前に「外に出られなかった」
今振り返ると、私は単純に「働きたくなかった」というわけではなかったと思います。
ただ、「外で働く」ということができるだけのエネルギーや気力、精神的な安定の土台がなく、
働くことよりも先に、「この土地で生活していくこと」すら出来る自信がありませんでした。
知らない場所。
0から人間関係を作ること。
夫の不規則勤務。
小さな子ども。
頼れる親が近くにいない環境。
そんな状況で、さらに仕事まで始めることを考えると、
「私には無理かもしれない」
という気持ちになっていました。
だから私は、「専業主婦になりたい」と思ったから今の生活を選んだというより、その時の自分にできる生活を選んだという方が近いのかもしれません。
専業主婦で収入がないことに引け目があった
筆者の場合は、専業主婦でいることに何の迷いがなかったわけではなく
むしろ、ずっと引け目がありました。
「外に出られないなんて、弱い人間なんじゃないか」
「みんな大変な思いをしながら働いているのに、私はそれができない」
そんなふうに考えていました。
そして、一番大きかったのは、
「私は収入を生み出していない」
ということでした。
お金という分かりやすい数字で考えると、私は収入を生み出していません。
専業主婦として家事をして、子どものことをして、家族が生活できるように家の中を整えるということをしていても
「でも、お金は稼いでいない」
というところに戻ってしまうことを繰り返していました。
家庭の仕事を測る「ものさし」ってなんだろう
「私は収入を生み出していないから価値がない」
そんなふうに考えていた私は、ある時から、
「そもそも家庭内労働を測るものさしって何だろう?」
と思うようになりました。
掃除をする。
洗濯をする。
子どものことを考える。
家族の予定を管理する。
日用品を切らさないようにする。
家族が生活しやすいように考える。
これらを、「収入」というものさしで測ったとき、どれくらいの価値があるんでしょうか。
たとえばこれが、「幸福度」「満足度」「快適度」というものさしだったら?
家庭の仕事がどれだけ価値のあるものなのかを考えるときに、「お金」を物差しにすることは、
当時の私にとっては「お金を稼いでいない自分には価値がない」と同義で、
無理やりにでも別のものさしで測らないと「専業主婦でいること」自体が苦しかったんです。
「お金を稼いでいない自分には価値がない」
と考え続けていたら、とてもじゃないけれど、
「自分がここにいてもいい」
と思えなかったと思います。
だから私は、専業主婦をするなら、自分が専業主婦を仕事として考えられるように頑張ろう!と家のことを考えるようになりました
そこで考えたのが、物を減らす・家を快適にする・自分が精神的に安定した人間になる
など、専業主婦が結果を出す場所である「家庭」という場所の最適化でした。
おばけ働く人が結果を出す場所が会社なら、専業主婦の私が結果を出す場所は家庭なんじゃないかと考えました
じゃあ実際どんなことしてきたの?という記事はこちら
今はどんなことして毎日過ごしてるの?という記事はこちら
「働く」より「生活コストを下げる」ことを選んだ
そして、もう一つ私が考えるようになったのが、
例えば「収入を増やす」ということが難しいという条件がある場合にできる、家計を楽にする方法はなんだろう
ということでした。
例えば、3万円収入を増やす。
それと同じように、
3万円支出を減らすことができれば、家計に残るお金は3万円増えます。
もちろん、実際には税金や社会保険、働くために必要な費用などもあるので、単純に「3万円稼ぐ=3万円残る」という話ではありませんが、当時の私は
「3万円稼ぐより、3万円減らす」
という方向に目を向けました。
物を減らして、生活コストを下げた
そんなふうに考えた私は、どうしたかというと、家にある物を減らすことから始めました。
不要な物を捨てる。
使っていない物を売る。
新しく物を買うときも、本当に必要なのか考える。
生活に必要なものを見直す。
そうやって少しづつ「お金をたくさん稼がなくても生活できる状態」を作ろうとしました。
もちろん、収入が増えることは大切ですし、状況に大きな変化が必要な時はそう動いた方が効率が良い場合も多いと思います。
でも、
夫の不規則勤務。
小さな子ども。
頼れる親が近くにいない環境。
だけではなく、
親や親族の介護がある。
体調の問題がある。
家族の事情がある。
など、働きたくても働けないという状況は、長い人生の間に経験することがあるかもしれません。
そういった時に「働くか」「働かないか」の2択ではなく、実際にはその中間に
「時短で働く」
「パートで働く」
「在宅でできる仕事を探す」
など複数の選択肢があります。
「どうしても外に出て働けないなら、今あるお金で生活できるようにする」という選択が、当時の私にとっては現実的でした。
働いていない専業主婦は何してるの?
専業主婦といっても、全員が同じ理由で働いていないわけではありません。
子どものため。
家族の事情。
夫の仕事。
自分の体調。
親や親族の介護
住んでいる場所。
保育園や学校の事情。
働きたいけれど働けない人もいれば、あえて働かないという選択をしている人、働く必要を感じない人、いろんな人がいると思います。
そして、その中に、私のように
「働きたい気持ちはあるけれど、今の自分には外で働くことが難しい」
という人もいると思います。
【まとめ】専業主婦はなぜ働かない?私の場合は「働けなかった」が近かった
この記事では、11年間専業主婦として暮らしてきた私がなぜ働かないのか、そして「働かない」という選択をする中で何を考えていたのかを書いてみました。
今振り返ると「働きたくなかったから」という理由ではなく、
知らない土地で生活することに自信がなく、夫も不規則勤務。
子どもも小さく、近くに頼れる親もいない。
産後に心身ともに調子を崩した時期があった。
外に出ることが怖かった
そして何より、「この土地で新しい人間関係を築いて生活していこう」と思うことが出来なかった。
だから私は、無理に「みんなと同じように働かなければ」とするよりも、
生活コストを下げること。
家の中でできることをすること。
そして、できるようになったことから少しずつ収入につなげていくこと。
そんなふうに、自分の生活を組み立てることの方が、長い目で見た時に「自分が維持していけること」のように思いました。



無理して人に合わせて、自分が苦手なことをして、短期的にはなんとか出来たとしても、長期的にそれを維持することは難しいと思いました
それでどうしたかというと、私の場合は収入がない自分に引け目を感じすぎてブログを始め、在宅で個人メディアの運営を始めました。
ブログを始めれば誰でも簡単に稼げるという話ではありませんが、それでも
- 基本は家で作業
- 自分ができる時間で記事を書く
という環境で、収益を得ることは出来ました。



収益(すずめの涙ほど)は出てまして、一応収入がある専業主婦ではあります
「専業主婦って何で働かないの?」という疑問を持っている方に参考になると嬉しいです。
それでは
ブログって本当に家から一歩も出ないでお金が得られるの?実際の収益は?


働いてない専業主婦は何してるの?ヒマ?忙しい?



