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普段から頭の中で何かしら考えている私。先日ふと、こんな考えが頭に浮かびました。
目には目蓋がありますよね?目の蓋と書いて「まぶた」とあるように、目の蓋です。
目蓋は自分で動かせるので、見たくない物があったら目を閉じることができます。
そして口、口も自分で動かせるので、話したくなければ自分で口をつぐむことができます。
しかし、「耳」はどうでしょう。
自分で耳を動かして耳に蓋をすることは、おそらく大半の方ができないと思います。
出来る人がいるのか気になって調べてみたところ、耳は約1000人に1人という割合でしか動かせないそうです。
これはなぜかというと、人間は耳介筋という耳を動かす筋肉が退化しているからだそうです。
なんでこんなことを唐突に書いたかというと、
「耳に蓋ができたら良いのに」と思ったからなんです。
なんじゃそりゃと思われるかもしれませんが(笑)
世の中には自分にとって「聞きたい言葉や情報」と「聞きたくない言葉や情報」がありますよね。
「あの人が昇進した」「あの人が家を買った」など、人のことが耳に入ったり、人が成功しているところが目に入ると人と自分を比べ【自信】をなくしてしまったり。
なかには自分にとって「聞きたくない」けど「聞いた方が良い」そんな【耳が痛い言葉】もあるかもしれませんが、
周りの人に影響されて【自信】を失ってしまう時があるかもしれません。
この記事では【人と自分を比べず、人に影響されすぎないためにはどうすれば良いのか】ということを書いてみました。
ずっと自分に自信がない生き方をしてきたけど、
人と自分を比べず、昔よりは『好きなこと』を自信を持ってできるようになった筆者が執筆しています。
なぜ人と比べてしまうのか
私は、ずっと自分に自信がありませんでした。そして人と比べてばかりいる自分をやめたいと思っていました。
「人と比べること」は悪い事ではありません。うまく使えれば自分の「モチベーション」を高めてくれたり、「やる気」の原動力にもなります。
しかし、「人と自分を比べる」ことで【自分の自信を失ってしまう】のはあまり良い状態とは言えません。
【人と比べること】で落ち込み、自信をなくしながら生きてきた私の経験を元に、なぜ「人と比べてしまうのか」を考えてみたいと思います。
人と自分を比べてしまう理由
自分に自信がない
自分に自信がない人というのは「自分のことを雑に扱ってしまいがち」です。
本当は価値がある仕事を安く請け負ってしまったり、友人同士やママ同士の付き合いで何かの仕事を頼まれた時に正当な報酬を得る事をためらってしまったり。
自分に自信がない人は自分のことを正当に評価できず、
何かがうまくいった時でさえ「全然ダメだ」と思ってしまいます。
物事が起きた時に、それを受け取る自分自身に自信がないと【良い事】も上手く受け取ることができません。
そして自分で勝手に落ち込んでしまい、ますます自信をなくしてしまいます。
まさにこれ、ずっと私がやっていたことなので『自分に自信が持てないつらさ』や『気持ち』は良く分かります。
比べられる環境
私が考えるに、日本には「人と比べる習慣」が根付いています。
家庭や学校、大人になってからも職場など、生活していく環境の中で、嫌でも比べられる状況を経験することがたくさんあります。
・家ではきょうだいと比べられる
・学校ではテストの「点数」で比べられる
・会社では「売上げ」で比べられる
この記事でも書いたのですが、長女として生まれた私も【きょうだい】がいます。
小さい頃から比べられることが多かったため、「下のきょうだいばっかり」と思うこともありました。
反対に下のきょうだいも「お姉ちゃんばっかり」と思うことが多かったそうです。
その積み重ねが原因で、『比べること、比べられること』がいつしか当たり前になっていきます。
さらに場所によっては地域のつながりが深いところもあります。
そんな環境だと、嫌でも周りの人のことが耳に入ってくる状況になったりするかもしれません。
物心ついた頃から周囲の環境がそのような状態だと、「人と比べる」ということが習慣になってしまうかもしれません。
承認欲求がある
人から認められたいという「承認欲求」は大なり小なり誰にでもあります。しかしその欲求が強くなりすぎると、【周りから認められたいということだけを目的にして行動してしまう】ことがあります。。
何かをするにしても、「人に好かれるため」「良く思われるため」に自分の行動を選択してしまいます。
すると買う物や、やることなんかも全て『他人が基準』となってしまうため、自分の人生を生きることができません。
大切なのはあなたの心がどう受け取るか
上記で紹介したとおり、【人と自分を比べてしまうこと】の本質は
人の成功を見聞きした時に「自分がそれをどう受け取るか」ということなんです。
人の成功を目にした時に「何も感じない」または「うらやましい」とか「自分に価値がないように感じてしまう」というのもすべて自分の心が物事に対する受け取り方を決めた反応に過ぎません。
今の時代はSNSでたくさんの人が何かしている様子を、実際に近くにいなくても見ることができるようになりました。
「自分の良いところだけを見せる」ということが分かっていても、ついつい自分と比べ「自分がより劣っている」ように感じる機会も多いと思います。
人と自分を比べることをやめるためには
人と比べることをやめたい、けれどやめ方が分からないという人がいます。
これは考え方を少し変えると簡単です。人と比べるから苦しくなります。
比較することをやめるのではなく「自分と比べる」ことに変えてしまえばいいんです。
自分自身が昨日に比べて「できたこと」「できなかったこと」それに「できるようになったこと」を見てあげてください。
そしてあなた自身がそれを褒めてあげれたら、『他人の評価』なんて必要としなくなるかもしれません。
この記事の冒頭で、私自身のきょうだいの話をしました。
【小さい頃から比べられることが多かった】と書きましたが、私は「絵が得意」下のきょうだいは「勉強が得意」でした。
小さい頃の自分はこう受け取っていました。
下のきょうだいのように「勉強ができる方が偉いんだ」と。
しかし反対に下のきょうだいも、絵が得意で人から「絵を描いて」と頼まれる私に「お姉ちゃんばっかり」と思うことが多かったそうなんです。
そう。これ実は、お互いの良いところをうらやましがってるだけなんです。
もともと比べるところではないのに、それが勝手にその人の【価値】みたいになってしまうから苦しくなるんです。
参考にした本
この記事は実際に私が経験したことや悩んだことを元に執筆しています。
今回の記事を書く際に、『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」草薙龍瞬 (著)』という本を読み返しました。
少しでも自分の気持ちや悩みを軽くしたかった時に読んだ本なのですが、まるで現代社会へのトリセツのような内容が書かれています。
人に「好かれなければならない」と思いながら苦しく生きていた私はこの本を読んだ時に
「今から約2500年も前に生きていた人達だって、私たちと同じように「人間関係」で悩んでいたかもしれない」と想像し、とても親近感をわかせながら読みました。
時代は違えど誰だって悩む「人間関係」に対する考え方がとても参考になる良書です◎
まとめ
【人と自分を比べてしまう】というものの正体は自分の心が「人の方にスポットライトを当ててしまっている」という状態だと私は個人的に思います。
あなたの人生の主役はあなたです。
それでは
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