ゲームばかりする子供のことで悩んでいるお母さんに読んで欲しい、かつてゲームばかりする子供だった私の気持ち

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子供がゲームばかりして勉強しない・宿題をやらない

というのはよく聞く悩みです。親の言葉の裏には、

「子供に自分から宿題をしてもらいたい」

「長時間やダラダラとゲームをするのではなく、メリハリをつけて欲しい」

「将来ゲームばかりする子になってしまうのではないか?」

といった悩みや心配があります。何度言っても子供には一向に効き目がないように見えることでさらにモヤモヤしてしまい悪循環。

この記事では、ゲームばかりする子供のことで悩んでいるお母さんに読んで欲しい、かつてゲームばかりする子供だった私の気持ちと題して、以下の内容を解説します。

  • 子供がゲームをする理由
  • なぜゲームをやめられないの?
  • ゲームが好きな子供の特徴
  • 子供のゲームやりすぎを防ぐには?

この記事を執筆しようと思ったきっかけは、筆者自身がゲームが大好きで、親からしたら手を焼くであろうゲームばっかりする子供だったからです。

当時ゲームばかりする子供だった私が思っていたことと、親となった今わが子にしている心がけや考え方などを両方の視点をシェアできたら良いなと思います。

筆者のゲーム歴

ゲーム黄金期を呼ばれた1980年代~2000年代に育つ。今のゲーム環境はNintendo Switch&Nintendo online。好きなゲームのジャンルはRPG、アクションなど。

※この記事で扱っている「ゲーム」と言う言葉は主に買い切りのゲームソフトを指しています。

なお、この記事のタイトルにお母さんと付けたのは、私が育ってきた環境では、上のような言葉を言うのは主に「母」だったからです。

お母さん(お父さん)だけでなく、子供がゲームをし過ぎているのでは?と悩んでいる方に向けてこの記事を書いています。

目次

子供がゲームをする理由

このブログは節約とミニマルな暮らしをテーマに運営しているブログなのですが、ちょいちょいゲームネタが出てきてしまうくらい、子供の頃からゲームが身近にありました。

私が初めてゲームに触れたのは小学生の頃で、父がスーパーファミコンを買ってきたのがきっかけです。

父がゲームをするために買ってきたゲーム機を父がいない間に遊んでいました。

  • 家にゲームがある
  • キャラクターやゲームの雰囲気が新鮮だった

という状況で、当時は最先端だったスーパーファミコンのグラフィックやキャラクター、ゲームの世界観にあっという間に夢中になりました。

また、スーパーファミコンが発売された1990年以降はゲーム黄金期真っ盛りであり、様々な会社がソフトの開発に力を入れ、今でも『名作』と呼ばれるゲームが多数誕生した時代でした。

そして、子供だった私もゲームに夢中になり、

  • 共働きで親の帰りが遅い
  • 他にすることがない(その時は習い事などをしていなかった)

といった環境が重なり、学校が終わると家に友達が来て一緒にゲームをしたり、親が仕事から帰ってくるまでずっとゲームをしてました。

親の帰りは母が夕方6時~7時くらいだったので、学校が終わってから毎日平均2~3時間くらいはゲームをしていたと思います。今も昔も子供がゲームに夢中になることは共通のようです。

なぜゲームをやめられないの?

なぜゲームはやめることが難しいのか?それは、ゲームがやめられないように作ってあるからです。

ゲームをすることが好きな人は、やはりゲームは最後まで(クリアするまで)やりたいと思うものだと思いますし、ゲームはクリアするまでにある程度の時間がかかるものなので、クリアするまではゲームをやり続けるといったことが起こります。

ストーリーを進めることや、ゲームをクリアすることなど、ゲームをやりつつも、

  • ゲームのストーリーを進める過程で適度にセーブしてゲームやめることができる
  • ゲームをクリア(目的)を達成したらまたやるべきことに戻ることができる

という場合はあまり問題にはならないと思います。

ここで問題になってくるのは、本来やらなければいけないことをやる時間もゲームに充ててしまう程にゲームがやめられない場合です。

2019年、世界保健機関(WHO)は「ゲーム障害」を国際疾病として正式に認定しました。

ゲームのやり過ぎで日常生活が困難になることが特徴で、ギャンブル依存症などと同じ精神疾患に位置付けられています。

これは、ゲームに費やす時間が増えていくことで、それに伴い対人関係や経済的、身体的、精神的な問題などが生じる障害で、同じ「ゲームをやめられない」という状態でも、中身は全く異なります。

最近は誰でもスマホでゲームができますが、一部のゲームは、ゲームシステムに射幸心を煽るような仕組みや課金システムなどでユーザーをゲームに夢中させるようなゲームもあります。

こういった場合はゲームを楽しむことよりも、ゲームで得られる「快楽」を求めてゲームをしている状態です。

ゲームが好きな子供の特徴

ゲームが好きな子供は、好きなことにとことん夢中になれる子供かもしれません。

これまで少しマイナスな面ばかり書いてきましたが、私が個人的に感じている「ゲームが好きな子の特徴」を挙げてみます。

  • 好きなことにとことん夢中になれる
  • 感受性が豊か
  • 最後までやり通す意志の強さを持っている

子供の頃の私は、好きなゲームはとことんやり込む子供でした。

ゲームのキャラクターやゲームで使われている音楽を聴くのも好きで、ゲームのキャラクターの絵を描いたり、耳コピでピアノを弾いたりもしてました。(母が保育士だったので、家にピアノがありました。)

親からすれば、子供がゲームばかりしているというように見えるかもしれませんが、子供は、「ゲーム」ではなく、好きなキャラクターや音楽、ゲームのストーリーを進めるための仕掛けを解くことなど、

好きなことに夢中になっているのかもしれません。

そういう面で見れば、一概に【ゲーム=悪】とは言えないと思います。

例えば、ゲーム一つにしても、キャラクターデザインや楽曲、ゲームのプログラムや企画、などなど、大作のゲームになればなるほどたくさんの人が関わって一つのゲームが出来上がっていることが、ゲームのエンディングを見ると分かります。

筆者

昔のゲームのエンドロールは、名前で遊んでる製作者の人が多くいて、「この人たちがこのゲームを作ったんだ!」ってわくわくしながら見てました。

べろくん

将来子供が「ゲームを作る側」になる可能性も十分ある

子供のゲームやりすぎを防ぐには?

ゲームは楽しいですし、子供が夢中になってしまうのも分かりすぎますが、長時間のゲームやダラダラとゲームをすることは良くありません。

ここでは【子供のゲームやりすぎを防ぐためにわが家がやっていること】を紹介します。

最後にはお父さん、お母さんがゲーム大好きな場合に使えるかもしれない方法も紹介しています。

子供のゲームやりすぎを防ぐ方法

  • メリハリをつけるように生活習慣のサポートをする
  • 子供にやめる時間を決めてもらう
  • ゲームよりも楽しいこと・夢中になれることをさせる

親が生活習慣のサポートをする

子供が小さいうちは親のサポートが大切です。特に生活習慣などは日々の積み重ねなので、その人の家での過ごし方はその人をとてもよく表します。

わが家では夕食の時間と就寝時間を決めた状態で、子供自身に以下のことを決めてもらいました。

  • ゲームをやめる時間
  • 宿題を始める時間

元々私自身が子供の時に長時間ゲームをしていたので、「ゲームは一日○○時間まで」といった制限は決めませんでした。

なので子供自身に、夕食の時間に合わせて逆算させ、宿題の時間やゲームをする時間を決めてもらっていました。

夏休みや休日でゲームをする時間が比較的多くある日は、ゲームを始めてから疲れが見えたタイミングで「一旦やめよう」と声をかけて、ゲームを中断させていました。

理由は【子供が自分でした約束を自分で守る】ということを大切にしたかったからです。

子供にやめる時間を決めてもらう

先ほど紹介したように、わが家はゲームをやめる時間と宿題を始める時間を子供自身が決めていました。

親がいくら言っても子供が全く言うことを聞かないという悩みをよく聞きますが、

子供の頃の私と親はまさにこんな感じ。

親から言われる「宿題をしなさい!」「勉強しなさい!」に子供だった私は全く従いませんでした。

その理由は、

子供が考えてることや気持ちを一切聞かずに親の考えだけを子供に押し付けている声かけだったからです。

特に、家がこのような状況だったことも余計に反発する原因になりました。

  • 事前の約束や取り決めが一切ない
  • 親の気分でその時していいことと悪いことが変わる
筆者

当時子供だった私は自分が思ったことを親に主張しましたが、抵抗の甲斐なくゲームを壊されたことがあります。

べろくん

親と子がどちらも笑顔でいれる解決策を持ちたいですよね

親としては何も言わなければ永遠とゲームをし続けるんじゃないか?という不安や、ダラダラとゲームを続けているように見えることへのイライラからの言葉だったのかもしれませんが、

私自身はいきなりそういった声かけではなく、

「今ゲームでは何をしているところなのか?」

「それ(今ゲームでやっていること)はあとどれくらいで終わるのか?」

など、親が感情的になる前に子供と共有することもできるんじゃないかと思っているので、わが子にはそういう声かけを意識してます。

子供からすると、親が自分が好きなゲームの話を聞いてくれるとは嬉しいし、

「自分の話を聞いてもらえている」といった安心感につながります。

こういった安心感や信頼関係は将来的にとても大切になってくるものだと思います。

親がゲームを取り上げれば、物理的にゲームができなくなる状況は作れると思いますが、

大切なのは「子供が自分からゲームをやめるようにできるようにする」ことです。

もしもお父さん、お母さんがゲーム好きなら

これは全ての人には当てはまらないかもしれませんが、私の場合は、

子供がやっているゲームの内容に関して思いっきり口出しする

ことがよくありました。ゲーム内の隠しアイテムや、隠し通路、取るのが難しいアイテムなども取るように勧めると、子供の方から進んでゲームをやめてました。

べろくん

いやいや、面倒でそこまでやってらんない

筆者

えー!隠しアイテムとか隠しステージとかが楽しいのに

「人は自分が楽しいことは何時間でもやってしまうけど、自分の嫌なことは短時間でもやるのは嫌」ということをよく表したやりとりだと思いました。

ゲームよりも楽しいこと・夢中になれることをさせる

あと、これが一番大事です。

ゲームよりも楽しこと・夢中になれることをさせる

ゲームから離れるにはこれに尽きると思います。

たとえ子供がゲームばかりしていても、どこかでゲームよりも楽しいこと・夢中になれることを勝手に見つけてきます。ただそのタイミングが一人ひとり違うだけです。

ゲームを通じて、お子さんは絵を描くことが好きだったり、音楽や楽器が好きだったりはしませんか?

私は自由帳を鉛筆で絵を描いていましたが、今はオンラインの習い事や、誰でも環境さえあれば好きなことができる時代です。

まとめ

この記事では、【ゲームばかりする子供への対処法】をゲームばかりする子供だった私自身の視点と実体験を元に紹介しました。

ゲームばかりして怒られていた子供がお母さんになったからこそ分かる子供の気持ちも含め、子供がゲームばかりすることで悩んでいる方の参考になればと思い、この記事を執筆しました。

それでは

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